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補聴器にまつわるお金の話

当店は、認定眼鏡士の資格を持つ店長をはじめ、専門知識豊富なスタッフがお客様のメガネライフを支えます。

子供のメガネから遠近両用まで、わからないことはなんでもお尋ねください。

眼科処方箋も承っております。

苫小牧市内のお客様はもちろん、白老や登別、室蘭、伊達などからも多くのお客様にご来店いただいているメガネ店です。

 

 

みなさんこんにちは

オバラメガネ日新店です!

 

オバラメガネは「メガネ」と看板にありますが

実は補聴器の取り扱いもございます。

(毎年期間限定で時計と宝石の取り扱いもしていますがそれはまたの機会に……)

今回は前回に引き続き、コロナ禍だからこそニーズが増えている

補聴器のよく聞かれる話パート2です。

 

前回のお話で良い補聴器はやっぱりいいお値段がする。

というのはわかっていただけたと思いますが

そうなると次に気になるのは

 

「補聴器って助成金みたいな制度はありますか?」

 

という質問です。

助成金はございます!

ですが、自分がどれに該当するかを確認の上で選んでください!

というのが答えです。

 

 

まず、助成金の対象者についてですが、

ポイントは

障碍者手帳をもっているか
障碍認定される難聴具合か

の、2点です。

 

日本の補聴器の助成金はあくまで「身体障碍者福祉法」というスタンスです。

対象が障碍者手帳を持っている方が前提であることから

「なんだか最近聞こえづらい気がする」

程度の軽度~中等度の方に対する助成金は残念ながらありません。

 

 

つまり日常生活のありとあらゆるところに支障がでて

たくさんの検査をし、6級以上の障害認定をもらい

身体障害者手帳の交付をされて初めて補助金が支給されます。

その場合、一般的な補聴器の価格の範囲での助成額であるのと、原則自己負担金1割は必要となります。

気になる方は30分程度で聴力検査が出来ますのでご相談ください。

 

 

そこまでの難聴じゃあないと思うけれど、確かに聞こえにくいという方はもう一つの

「医療費控除」という方法をご検討ください。

 

2018年から医療費控除として補聴器も対象となりました。

まだまだご存じないかたが多いので購入の際はぜひ知っていてほしい情報です。

所得制限などはありますが、

確定申告で書類を提出することで還付金が戻ってきたり住民税が減額したりと

チャレンジしてみる価値はあると思います。

 

 

ですが、絶対にこのステップを守っていただかないと医療費控除の対象にならないのでご注意ください。

 

①指定の補聴器相談医を受診、問診検査を受ける
②「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を受け取る
③補聴器販売店に「補聴器適合に関する~」の書類を渡し試聴してから購入する
④「補聴器適合に関する~」の写しと補聴器の領収書を受け取る
⑤該当年度の確定申告の際に医療費控除対象として申請する

 

くどいようですが

必ずこの耳鼻科で「補聴器適合に関する診療情報提供書」をもらう

というステップを踏んでいただかないと

医療費控除の対象にならないのでご注意ください。

 

ちなみに苫小牧市では

身体障害者手帳の交付の対象とならない軽度又は中等度の

17歳までのお子様に対して、

補聴器の購入や修理に要する費用の一部を助成はあります。

 

少し話が逸れましたが

ご両親や祖父祖母と話していると何度も聞き返されたり

聞き返されないけれど、会話がかみ合ってなかったりということはありませんか?

 

本人は「聞こえづらいからもう一回言って」と1度は言えても

何度も「もう1回いって」とは言いづらく、次第に雰囲気で返事をしてしまうそうです。

また、周りも「聞こえてないんじゃないの?」と1度は言えても

本人から「大丈夫」と言われると、その先は言いづらいものです。

 

「聞こえづらそうな気はするけど、本人が言ってこないから気にしてないってことだろうし大丈夫」

というのは、その人が昔からそうだったかを思い出してください。

 

もっとおしゃべり好きな人ではありませんでしたか?

よく笑う方ではなかったですか?

 

 

難聴が進んだお母さまを持つ50代の男性のお客様からこんなお話がありました。

「息子(孫)が急にしょうもないギャグを言ってみんな笑ってても、母だけは伝わってなかったのかキョトンとしていたのがショックでした。」

「家族旅行で母の予定の話をしていたはずなのに、ぜんぜん違う答えが返ってきて話が全くかみ合わなくてつい怒ってしまった。」

「母の耳が遠いことがわかってから、わかりやすいように話すとどうしてもキツイ口調になってしまうんです。」

と、聞いている私も胸が締め付けられる本音のお話でした。

聞こえづらい本人もですが、周りの家族も色々な葛藤を抱えるのが聞こえの問題なんですね。

 

 

 

「でも、なんて言って補聴器を付けてもらったらいいかわからない……。」

こちらは、ご家族の方が事前にお店に来ていただいた時によくご相談を受ける質問です。

そんな時は、ぜひご本人様をお店にお連れください。

自分がどれだけ辛い環境にあるかは渦中にいる本人はわかりづらいものです。

検査をさせていただき、実際の自分の聴力数値と補聴器がいらない人との聴力数値を比べると

「もう自分も補聴器を付けてもいいんだ」と、逆に安心される方もいらっしゃいます。

買う買わないの悩みどころになりがちなお金の件も

検討助成金や医療費控除を上手に使って頂いて

聞こえの悩みを少しでも改善できればと思っております。

 

 

オバラメガネ日新店では、いつでも聴力検査を無料で行っておりますので気になった方はぜひご相談ください。

聴力検査自体は30分ほどで終了します。

もし、補聴器レンタルをされたい場合はその後補聴器の調整などがございますので

1時間ほどを見ていただければと思います。

 

来店予約フォームをつかっていただくと

ちょっぴり良いサービスがありますのでこちらも合わせてお使いくださいね。

>>来店予約フォーム

 

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