こんにちは、オバラメガネです。
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前回の続きです。
前回は遠近両用レンズについて、特徴や仕組みを解説しましたが、今回は引き続き遠近両用レンズが分類される大本となるレンズ「累進多焦点レンズ」のご紹介です。
遠近両用レンズと呼ばれているレンズは、「累進多焦点レンズ」の仲間なのです。
「累進多焦点レンズ」のくくりの中に、遠近両用レンズがあると思ってもらえるとわかりやすいのではないでしょうか。
主に「累進多焦点レンズ」は老眼鏡に使われるレンズで、「累進レンズ」と呼ばれるレンズは「累進多焦点レンズ」を指します。場所によって呼び名が異なる場合がありますが、2つは同じものと覚えてもらっても大丈夫です。
「累進多焦点レンズ」には、遠近両用レンズの他にも、さまざまな種類があるので、自分の用途に合ったものを選べるよう様々な「累進多焦点レンズ」のバリエーションをご紹介します。
主に累進多焦点レンズを使うことで、下記のようなメリットがあります。
・レンズ1枚で遠くも近くも見える
累進多焦点レンズは、基本的にレンズの中の上部分で遠くを、下部分で近くをよく見るためのつくりとなっています。
遠く用、近く用、といったような用途別のメガネを複数持ち歩く必要がなく、付け替えなくてもいいので非常に便利です。
・目線一つで度数が切り替えられる
レンズの度数を変えるのに、特別な操作は必要なく、ただ目線を動かすだけでいいのが累進多焦点レンズの手軽さです。
・普通のレンズと同じ使い方ができる
従来の老眼鏡は、レンズの中に異なる度数の小窓がはまっているつくりになっていたため、ひと目で老眼鏡だとわかってしまったり、どうしてもその小窓の部分に違和感があって気持ち悪いと感じてしまうという方もいらっしゃいました。
そのため、通常のレンズと同じように見えるという特徴は、おしゃれにも見えるので累進多焦点レンズを使う上で嬉しいポイントとなるでしょう。
●「遠近両用レンズ」
遠近両用レンズは、遠くから近くまでが1本のメガネで見渡せるレンズ。
遠・中・近が1枚のレンズで見えるように設計されており、
普段から常用することを前提にしたレンズです。
歩いたり、運転したり、テレビをみたり、本を読んだり・・・
距離だけではなく、視界も広範囲に保てるのが特徴です。
遠近両用レンズのメガネは使いこなせるようになると非常に便利な1本となるでしょう。
遠近両用レンズについて、詳しくはこちらから
●「中近レンズ」
中近レンズは、室内専用レンズとも呼ばれ、
手元から数メートル先まで見渡せることから手元の作業などのデスクワーク、読書といった屋内の趣味から仕事まで多く出番があるレンズです。
中近レンズは遠くにピントがあわないので、運転など遠くを見る必要がある用途には向いていません。
●「近近レンズ」
近近レンズは、パソコン用レンズとも呼ばれ、
手元からパソコンのデスクトップまでの視野が広がります。
PCを用いたデスクワークに非常に高い能力を発揮するので、最近では、若い方でもパソコン用のメガネとして使用する方もいらっしゃいます。
一口に、「累進多焦点レンズ」と言っても
さまざまな種類があり、用途に合わせてお選びいただけます。
遠近両用レンズについてもっと理解を深めていきたいという方のために、オバラメガネには様々な遠近両用レンズの記事をご用意しています。ぜひ合わせて読んでみてください。
はじめての遠近両用レンズ~レンズの種類
はじめての遠近両用レンズ~老眼を自覚し始めたら
はじめての遠近両用レンズ~スマホと遠近両用レンズ
はじめての遠近両用レンズ~遠近両用レンズの活躍シーン
記事を読んでもまだまだ遠近両用レンズについて詳しく知りたい、という方はオバラメガネには遠近両用レンズのプロフェッショナルが在籍していますので、この機会にぜひご相談お待ちしております。
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