こんにちは、ステイ店の北山です。
今日はメガネに関する豆知識をご紹介します。
さて、タイトルにあります「アッベ数」。まったく耳慣れない言葉ですよね。
ちょっとむずかしいですが、レンズにまつわる大事な数字……よろしかったら少しお付き合いください。
太陽の光は、色々な光の混合であることはよく知られていますが、このような光がレンズ内を通過すると、図1のように光がスペクトル(波長順に赤から青まで)に分かれます。これを「光の分散」といい、レンズに「色収差」という問題を引き起こします。
アッベ数とはこの光の分散の程度を示す値で、アッベ数が小さいほど色収差が大きく、アッベ数が大きいほど色収差は低減されます。色収差が発生すると、図2のように見るもののフチに色がついてにじんで見えます。
ちなみにメガネレンズは薄型になればなるほどアッベ数が少なく、特に遠視用のレンズは色のにじみが出やすくなりますから、検査やレンズ選びを念入りにしたいところです。
当店では、こんなところも考慮して皆さまに最適なレンズをおすすめしています。
見え方のことでお悩み・ご興味がありましたら、ぜひお気軽におたずねくださいね!